菊間町:お供馬

愛媛県今治市菊間町の秋祭り、といえば・・・

そう「お供馬」!!


私の地元、菊間町の誇る秋の一大イベントです。



舞台は実家から徒歩5分ほどの所にある「加茂神社」。

地元の子供が騎手となって、着飾ったお馬さんにまたがり、
「ホイヤー!ホイヤァーー!!!」
と、勇壮に参道を駆け抜けるというお祭りなのです。



自分にとってはもちろん地元の中の地元なので、
こーんな小さな頃から毎年当たり前の光景として目にしたきたわけなのですが・・


結婚前に、夫(当時は全国の奇祭に興味を示し、みうらじゅんの本とか買ってました)に


「うちの地元は、お祭りいうても馬が走るぐらいやで」


と言ったら「なんやそれ!?」と思いのほか喰いついたもので、ためしに詳しく説明してみたら、

※祭りの日が近づくと普通に馬がその辺をポクポク歩いてるとか
※バフンがその辺に落ちているとか
※何年か前にめちゃ小さい子がポニーみたいな馬に乗って走ったら、落ちかけてしがみついたまま坂上って夕方のニュースで流れたとか
※ミカンが用水路を流れてくるとか(あ、コレは年中か)


「みてみたい!!」

と。


で、今年、念願の秋祭り帰省とあいなりました。



ではとりあえず写真にて。。


祭開始を告げる感じの儀式でしょうか。
子ども達を先頭に・・。


するとさっそく・・


き、きなすったァァーーーーーーー!!



で、あっという間に

行きなすった〜〜!(笑)




当たり前ですが、間近で見ると、馬ってめちゃくちゃ「速い」です。

この写真だって、何回も失敗した上で、タイミングを見計らってようやく撮れた写真なのです。


参道→神社横の上り坂を駆け上がります。



ふ〜やれやれだぜ。


これをお昼前まで、延々繰り返します。
今年はお馬さんが16頭だったそうなので、1頭につき10回近く走ったのではないでしょうか。
大変ですね〜。




休憩中のお馬さんたち。


坂の上から見た風景。


坂を横から。



そして、いかにも地元密着型の実況をしてくださいます、アナウンス役のおじさま(小さいけど、ピンクの矢印)。
その伊予弁が個人的にはかなりツボです。


「ハイそこ、馬場(ばば)を横切らんように。馬には、触られん!(触らないように)」
「ハイー、よう頑張った。リョウタよう頑張った!」


この辺は、普段は地元民が犬の散歩に来るぐらいしかない(言いすぎ?)マイナーなエリアですが、
この日ばかりは地元以外からも「カメラオヤジ」なる方々が多くみられます。



来るで来るで〜〜

坂沿いのこの辺はいわゆる「激戦区」のようです。
ラーメン屋にとっての芦屋2号線、東京でいう所の池袋!?(だっけ?)


そんなHOTなエリアに、お馬が・・・・来たァァァーーーーーー!


あれ、そういえば夫はいずこへ?

と思ったら・・



参加してるーーー!(笑)

しかも何?その左足の立派な踏ん張りようは(笑)



とそんな感じで、久々に地元の祭りを堪能できました2010年の秋でした☆


↓地域ニュース↓
http://mytown.asahi.com/areanews/ehime/OSK201010170081.html



〜おまけ〜




おみこし

神社の階段を上るおみこし


親牛鬼&子牛鬼

階段を上る牛鬼